しとどの窟【熱海・年初ツーリング8】

洞窟・鍾乳洞,神奈川県

椿台のさらに奥までバイクを走らせ、トンネルを潜ったところが目的地。

ここから参道を、しとどの窟まで降りていく。

しとどの窟。
石橋山の戦いで敗れた源頼朝が隠れたとされる洞窟。
由来は、追手が「シトト」と言われる鳥が急に飛び出してきたので、人影がないとして立ち去ったからと言われている。

入り口から一貫して下り坂。
時刻は13時過ぎだけど、参道は日の当たらない薄暗さで人も居なく寂しげ。

道脇にはお地蔵さんがたくさん、パワースポット感を醸し出している。
400mくらい降りた先で、やっと洞窟が見えてきた。

洞窟は浅く部分的に影になっていて、その中に石仏がたくさん配置されている不思議な空間。
椿ラインよりも一段と冷え込んで、氷柱も出来ている。

このような環境に身を潜めなければならない昔の人を偲びながら、また来た道を戻る。

帰り道は上り坂なので、お地蔵さんたちに見守られる中、額に汗をにじませながら歩く。

スポット情報

しとどの窟

神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋
観光情報 : 湯河原温泉 公式観光サイト(湯河原温泉公式観光サイト運営協議会)
(訪問日時 : 2021年1月30日 13時頃)

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