チャツボミゴケ公園【草津・初秋ツーリング9】

公園,群馬県

野反湖からの戻り道。
来るときに登ってきた山道を今度はゆうゆうと下っていく。

先ほど立ち寄った大仙の滝までは戻らず、その手前で県道55号へ右折。

この辺の道を走っているときの景色を見ていると、頭の中に未開の地グンマーという言葉が浮かんでくる。

そんな人里離れた山の中を進んだ先で、チャツボミゴケ公園に到着。

チャツボミゴケ公園。
草津白根山の火山活動で出来た湿地・小沼帯で、チャツボミゴケ群生地の近隣にある公園。
チャツボミゴケとは、強酸性の温泉水が流れる場所に育つ珍しい苔。ここは国内最大規模の群生地みたい。国指定天然記念物。

公園からチャツボミゴケ群生地までは自家用車乗り入れ禁止で、専用のバスにて。

バスを降りたところから300mくらい歩いて群生地へ。

群生地に近づくにつれて、水辺の苔の数が多くなってくきて温泉(硫黄?)の匂いが漂ってくる。

ちなみに、チャツボミゴケ群生地の別名は穴地獄。
穴地獄とは、白根山の噴火でできたすり鉢状の穴で、鉱泉が湧き出ているところ。動物が落ちると、出られなくなって死んでしまうことから命名された。

穴地獄にたどり着くと、一面輝くような緑色の苔が見て取れた。
周りの草木の緑と比較しても明るい感じで、緑色というよりも黄緑色かも。
奥にある湧き水が出ている周辺は、鉱物の影響か白く染まってた。
山奥にひっそりと佇む、不思議な光景かも。

ちなみに、周辺はサンショウウオ生息地みたいだけど見かけなかった。

スポット情報

チャツボミゴケ公園

群馬県吾妻郡中之条町大字入山13-3
観光情報 : 中之条町観光協会(一般社団法人 中之条町観光協会)
(訪問日時 : 2021年10月2日 14時頃)

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